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豊かな食卓を未来に繋ぐ

100年プロジェクト

笛木醤油が大切にしていること。それは「美味しい醤油をつくる そして
笑顔があふれる明るくて豊かな食卓をつくる一助となりたい」という想い。

醤油づくりに終わりはありません。日々変化する温度や湿度、小麦や大豆、塩などの原料の状態。一つひとつに真摯に向き合う。そんな思いで、醤油づくりの匠たちは今日も金笛商品を生み出しています。そして2019年より、「未来に繋ぐ100年プロジェクト」と題し、以下の3つの方向性で新たな取り組みを行っています。

一、 作り手として

地球環境に優しく安心安全な 醤油づくりと木桶仕込みを 未来に繋げる

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二、 地域人として

醤油づくりを通して、人を育て、 地域社会に貢献する

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三、 親として

子どもたちに醤油をはじめとする 日本の大切な和食・発酵食文化を 伝える

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《 作り手として 》 第一弾\ 新桶 春仕込み /

プロジェクト第一弾「木桶仕込みの醤油づくりを未来に伝えたい」、そんな想いから、2016年9月に全国各地より、今は数も少なくなっている桶職人の方々に集結していただき、約50年ぶりに吉野杉を使用した新桶を作製しました。

木桶による醤油の製造は、人工的に発酵を早く進める方法よりも時間も手間もかかりますが、木桶内で菌が生き続けじっくりと発酵が進み美味しい醤油ができると自負しています。

そして何より、日本の和食文化の根幹を担う「醤油」という調味料を昔ながらの製法を守りながら作り続けることに老舗企業としての使命を感じています。

新桶仕込みに使用した大豆は、2016年度埼玉県川越産「里のほほえみ」(JAいるま野)、小麦は2016年度埼玉県北本産「さとのそら」。

そして、2018年2月に完成した醤油「十二代目吉五郎作 新桶 初しぼり」は、その味はもちろんストーリーも評価され、フードアクションニッポンアワードも受賞しました。

桶の底には、未来に向けたメッセージ 日本各地の若手桶職人

第二弾 100年先に伝えたい!こだわりの埼玉しぼり醤油づくり\ 笛木醤油×青山在来大豆 /

醤油の造り手として、地球環境に優しく、安心安全な醤油づくりと木桶仕込みを未来に繋げたいという想いのもと、昨年から話し合いを続け、多くの方々のご協力によりいくつものハードルを乗り越え、一歩踏み出しました。

「青山在来大豆」、埼玉県比企郡小川町の青山地区で作られ、むかしから「こさ豆」と呼び、条件の悪い場所でも育つ豆と知られていた埼玉県の在来大豆は糖質25%と甘みがとても強いのが特徴です。

その青山在来大豆を、栽培期間中は農薬・化学肥料を一切使わずに大切に農作物を育てている小川町の有機農家さんにこの醤油づくりのために栽培して頂けることに。

契約栽培で育てた大豆と小麦を100%使用した醤油を造るプロジェクト。より多くのかたに知って・体験していただきたいと、大豆の種まき・大豆の収穫・醤油の仕込みまでを一貫して体験いただけるイベントも2017年より実施。子どもたちの食育の推進にも取り組んでいます。

これまでのイベントの様子はこちらから

【2022~2023年体験イベントのご案内】
※新型コロナウイルス感染拡大により、下記イベントの開催は中止、または未定となっております。
(1) 大豆種まき体験:中止
(2) 大豆収穫体験:中止
(3) 醤油仕込み体験:未定

(1)(2)は、小川町横田農場(埼玉県比企郡小川町青山1376-3)にて、各回1,000円(子供500円、未就学児無料)
(3)は笛木醤油本社にて無料。参加ご希望の方は、お電話または下記アドレスまで《代表者氏名・人数・電話番号》をお知らせください。締切は各イベント3日前です。MAIL:info@kinbue.jp
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《 地域人として 》\ 地域に感謝を伝える「創業祭」 /

年に一度、地域に感謝を伝えるイベントとして毎年9月に「創業祭」を実施。醤油しぼり機で醤油を絞り、瓶詰めする体験や、木桶づくりの見学、醤油をつかった限定メニューの販売、ワークショップなどを開催。お客さまと触れ合うことのできる貴重な場となっています。2019年11月にはおいしい工場見学&しょうゆ蔵のレストラン「金笛しょうゆパーク」がオープン。いつでも会いに・見に・体験できる工場見学は、予約不要で気軽にご参加いただけるほか、原料に触れたりもろみをかき混ぜたりできる体験型の内容。さらにオールカラーの「金笛しょうゆ楽校」の教科書もプレゼントしています。

《 親として 》 その1\ しょうゆ物知り博士の出前授業 /

日本醤油協会が食育の一環として実施している「醤油ものしり博士」の出前授業。当社社長は、既定の研修を受け認定された博士として、埼玉県を中心に小学校への出前授業を行っています。

その内容は家庭科や理科、社会、国語など様々な側面がありますが、最大の特徴は「見る・聞く・触る・味わう・嗅ぐ」の五感を通して学ぶ「体験型学習」であること。実物の原料の大豆・小麦などを見て触ったり、実験やクイズなどがあったり、楽しみながら学べると毎回好評を頂いています。

《 親として 》 その2\ 和食の普及に向け川越産野菜の地産地消推進&レシピ開発 /

JAいるま野の協力のもと、若者が実際に「大豆収穫を体験、それを自ら調理し、食す」という取り組みを11月24日の「和食の日」に実施しました。
これは、若い世代にも地元の食材をいただく「地産地消」の重要性と、料理の楽しみ、和食の素晴らしを伝えようと企画したもので、大豆は川越産「里のほほえみ」を使用しています。

大豆は川越産「里のほほえみ」を使用しています。大豆と減塩醤油をつかった「カンタンでヘルシー、おいしくて身体にやさしい」レシピを地元飲食店と協力して開発し、「大豆」という和食の基本となる健康にもよい食材の普及を図っています。