金笛の由来

TOKYO2020オリンピックも折り返しですが、実は「金笛」は、1964年の東京オリンピックで産まれたんです。
 
先々代の11代目がオリンピックを記念して「金笛」「銀笛」「銅笛」の3種類の醤油を発売。
しかし、金がいい!というお客様が大半だったため、銀笛、銅笛は終売に。
金笛だけが、今日では残りました。
 
じゃあ今年で232年目の笛木醤油、ぞれまでは何醤油だったのか?と言うと…。
「ヤマキ醤油」だったのです!
 
この写真、鬼瓦の真ん中にカタカナの「キ」って書いてありその上に「へ」がありますよね。へは山の形で、「ヤマキ」。
これは所謂「屋号」。
ヤマは漢数字の八に似て縁起がよいとされていたそう。
このヤマに笛木の「木」で「ヤマキ」の屋号でつくっていました。
(例えば佐藤さんがつくるなら「ヤマサ」後藤さんなら「ヤマゴ」になったとか)
 
現在でも、業務用のお醤油で「ヤマキ醤油」は製造しています。
 
暑いですが、歴史を感じに醤油蔵へ。
本日もよろしくお願いします。